CHANEL パリ☆ダラス@虎ノ門ヒルズ
2014年6月6日
開業前の虎ノ門ヒルズの5階 虎ノ門ヒルズフォーラムを借り切り
何部屋にも分かれた長いランウエイで、昨年12月のアメリカのダラスで開催された
パリ☆ダラス CHANELメティエダールコレクションが開かれました。
そもそもダラスは、ニーマン マーカスの本拠地。
ココ・シャネルが第二次大戦後クチュールを再開したときに
ファッション界のオスカーと言われる「ニーマン マーカス賞」を
創立者の一人スタンレー・マーカスから、贈られたCHANELにとっては、特別の場所と言えます
そんな由縁で、昨年はダラスで開催され、テーマも「ワイルドウエスト」「テキサス」が
インスピレーションに獲られています。
すでに暗くなっていた会場のあちこちには
ワイルドウエストにふさわしく、荒くれ男達が集まりそうなバーカウンターが作られています
ビリヤード台や道路標識?農作業具、動物の剥製が飾られ
ムードはテキサス!
自分の席に着く前に思わずきょろきょろ!
テーブルに着くと、まずシャンパン!でもイメージは西部だからおつまみはチップスと
プリッツェル(ブッシュ大統領の好物で知られるようにアメリカ人はプリッツェルが大好き!!)が無造作にカゴの中に置かれています
ふと前方を見上げるとパリ☆ダラス CHANELのゲートが!
大きな星条旗やバッファローの敷物がウエスタンムードを盛り上がります
そしてファーストルック登場!
ゴールドのツィードスーツにウエスタンブーツ
中に着ているのは、西部劇にでてくるシェリフが着るような
白いシャツブラウスに黒いボウタイ!
やっぱりカッコ良いな!!
もう一瞬で虜です
ウエスタンブーツもツートンのブロッキングから動物柄のパッチワークまで
バラエティ豊かなミッドカーフから、膝下丈まで!
合わせる服は、アトリエの粋を凝縮した
CHANELツィードのスーツと言う正統派
インディアンブランケット風のボーダーも、ニットからリバーシブルまで
様々な素材にアレンジされて、素敵なCHANEL風パターンミキシング!
ウエスタンにフリンジは是非もの。
シャネルツィードの糸フリンジから、ワイルドなレザーフリンジまで
ワイルドな感じを演出しながら、雰囲気はエレガンス!!
ラグジュアリーにポニースキンも登場です
レザーやスェードもウエスタンには付きもの
レザーはちょっとビンテージ加工して、艶のある表面変化を
パイピングもウエスタンシャツにはお約束です
へアリーなアンゴラツィードのシリーズはボウや白襟付きで
清楚な感じに!全体を大きなヘリンボーンみたいに見せるコード使い!さすがです\(^0^)/
そしていよいよワイルドウエストの本領発揮のシーンへと深まって行きます
ナバホ風の大判ブランケットをストール風にかけ、
アメリカの星条旗を思わせる☆柄の編み込みニット、
メキシカンな刺繍のスカートなど
コーディネートのミキシングはもうため息が出るばかり!
さすがにカール・ラガフェルド,ポップとキッチュの絶妙なバランス!
私が一番好きだったのはこの赤いポンチョ!
ボーイズにも似合っていました!絶対この秋来そうですね。
騎兵ユニフォーム風にはワイルドレザーのフリルが
羽根、ツィードフリンジ!
ケープ特集!?
フリンジやフリルはだんだんとエキサイティングになって行きます
デニムはブルーからカラーブロッキングまで!
ラブリーで清楚な雰囲気です
金ボタン付きのフツーッぽいシャツとスカートには、
フリルのボレロなどを合わせ、ブーツもデニム
ドクターズハットも決まっています
ブルーデニムは白と組合せ、若々しくて可愛い~!
イブニングはキラキラがいっぱい!
プレタポルテではありますが、フランスを代表する熟練の伝統技が光ります
ラストルックがこれ!
白ずくめのインディアンです!
チュニックシャツとパンツだけの組合せなのに、フリンジと羽根のインディアン風の
髪飾りで大迫力!
CHANEL族の酋長ですか?!(・O・;
後ろ姿まで撮ってしまいました
フィナーレはいつもながら緊張が解放され、ゆっくりとコレクションを愛でることができるので
本当にうっとりと眺めてしまいます
迫力のフィナーレでした
ショーが終わり、かってのスーパーモデルジェリーホールから、KーPOPのビッグバンやら
人気芸能人やモデルの撮影大会
それと同時に、ウエイター達はウエスタンらしいタコスや
ポークのビスケットサンド、ポップコーン、ミニバーガーなどを
サービスし始め、私もちょっとだけ味見!
タコス美味しかったです! >^_^<
食事の予定があったので、その辺りでやめておきました
飲み物はバーではいくらでもサービスされていたようですが
私は、ノンアルコールのサングリアを!
心地よい興奮が残る、素敵な夜!
もう一度見たいくらい!CHANELのショーを見るといつもそう思います